エンターテイメント向けワイヤレスDMX製品です。舞台やイベント、TV撮影、映画撮影などの現場で、照明制御プロトコルDMXをワイヤレスで伝送可能です。数多くの照明器具メーカーの製品に搭載されるTimoまたはTimoTwo受信モジュールとの完全互換、旧製品のCRMX Nova製品とも互換します。またワイヤレスソリューション社のG3, G4s等のプロトコルと互換があり、市場に存在する多数のワイヤレスDMX製品との組み合わせ利用が可能です。
CRMX製品はすでに10年以上の国内現場での実績があり、2.4GHzを使うものの、その安定性、他の電波の干渉を受けず、また逆に他の電波への干渉を与えないというCognitive Coexistence 特許技術によりDMXという同期性、高いレスポンス性能が求められる分野で、高い評価を得ています。
多くのエンターテイメント・撮影向け照明器具にはLumenRadio 社のOEMモジュールが標準またはオプションで搭載されており、これら照明器具はCRMX送信機からの電波を受信して利用することが可能です。
この伝統のCRMX技術をさらにアップデートし、新しい筐体デザインで誕生した製品が、スターダスト、オーロラ＆ルナの３製品になります。
＊ 2022年12月 技術適合認証取得完了
2.4GHz CRMX 及びBlutooth : 認証番号 217-220777
5GHz Wifi : 020-210202
Luna
Stardust
スターダストは送信専用の装置で、DMX入力ポートはなく、Artnet またはsACNなどイーサネットベースのプロトコルによる入力のみをサポートします。設定等はイーサネットで接続されるPCからWebブラウザーを使って行います。（詳細は写真をクリック）
技術適合認証された5GHzのWIFIモジュールを搭載するため、既存のWIFIルーターと接続することで、WIFI経由でのDMXデータ受信も可能なほか、本体のWIFIモジュールをアクセスポイントモードにすることで、周囲にあるPCやタブレットに独自のWIFI接続環境を提供することも可能です。
Aurora
オーロラは１ユニバースのDMX入出力を備える送信受信兼用のワイヤレス製品です。WIFIモジュールを搭載し、sACNやArtnet等のデータはWIFI経由で受信することが可能です。液晶パネルとジョグダイアルを備え、フロントパネルから設定が簡単に行えます。同時にBluetooth経由によるアプリからの設定もサポートします。
Luna
ルナはDMXの入出力を備え、１ユニバースの送信と受信兼用のシンプルなワイヤレス製品です。RDMプロトコルは受信モード時のみ利用可能です。送信モード時はRDMの通信はできないため、双方向のRDM通信が必要な場合はオーロラの選択になります。また液晶画面は搭載せず、設定はBluetoothアプリを用いて行うかまたは、フロントパネルにあるボタンを使って行います。