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W-BACnet

ビルディングマネージメント分野で広く普及しているスタンダードなオープンプロトコルがBACnetです。BACnetを使用することで、ビル全体の空調や電気、セキュリティー、防災等さまざまなインフラの管理をメーカーのサブシステムと組み合わせて統合して管理することが可能になります。

最近のインテリジェントなビルだけでなく、中型のビル管理にもまた、大型商業施設、ホテルなどでも、ビル全体を管理するため、さまざまなシステムとの共通互換プロトコルとして広く利用されています。

W-BACnetはBACnetの接続で多く利用されるRS485のインフラケーブルをワイヤレスに置き換える製品です。

 

Cognitive Coexistence
認知共存技術

  • 非常にシンプルで簡単なセットアップ
  • ロングレンジの通信距離
  • 認知共存の独自技術により電波干渉への高い耐性
  • ノードごとに個別のボーレート設定が可能
  • 自己最適化するメッシュネットワーク

BACnetの通信ケーブルが不要になることで、デバイスの設置に柔軟性が生まれるだけでなく、ワイヤレスメッシュの特徴である近接するノードがデータパケットをリレーしてルートノードで届けるため、通信が困難であった場所やケーブル敷設が不可能な箇所にまでBACnetを拡張することができ、ビル全体をカバーするネットワーク構築が可能となります。

W-BACnet は、接続された BACnet MSTP デバイスのプロキシとして機能し、バスを効果的に拡張し、レガシー製品をワイヤレス化する可能性を生み出します。

W-BACnet ネットワークは、最大 100 個の W-BACnet ノードと単一の W-BACnet ゲートウェイ(ルートノード)で構成されます。 RS485 ケーブルを使用して BACnet MS/TP コントローラを W-BACnet ゲートウェイに接続し、個々のノードも同様にRS485ケーブルを使用して各 BACnet MS/TP デバイスを W-BACnet ノードに接続します。ボーレートを設定すれば、あとはいつものようにBACnetの通信がまるでケーブルでつながっているかのように確認することができます。


BACnetの通信をワイヤレス化することで、新規工事、追加の更新工事の際に、ケーブル敷設のコストを削減し、工事の煩雑さを解消、そして既存のビルなどで、ビルの運用を行いながらも、BACnetの通信線を新設、追加工事を簡単に実施することが可能です。これはワイヤレスが故の設置の容易さによる大きな効果です。

W-BACnet 製品は、LumenRadio の特許取得済みメッシュ技術 MiraMesh に基づいて構築されており、1つのルートノード(ゲートウェイ)を中心に自動的に複数のノードがメッシュトポロジーでつながるメッシュネットワークが構築されます。このネットワークは環境変化が起きて通信経路が阻害されることが起きたとき、自動的に修復を行う自己修復型のシステムで、常に通信経路を最小ホップ数で最適化します。

また個々のノードは2.4GHzのISMバンド内でLumenRadio社の独自周波数ホッピングで動作しており、常に電波環境を検査し衝突が起こる周波数帯域を避け、自動的に空いている周波数に切り替える動作をしています。

この機能により2.4GHzの非常に混雑する帯域でも安定して通信が可能な上に、複数ノードが連携して通信経路を最適化するため、非常に安定した通信が実現します。

この高い信頼性は実証実験で確認されており、ノイズの多い工場やプラント内においても確実につながるワイヤレス製品であることを証明してきました。この点がWIFIやBlutooth またはZigbeeといったプロトコルとの違いであり、電波環境が変化する将来においても安心して使用でき、BACnetに特化したワイヤレスメッシュ製品がW-BACnetという製品です。