Nemesis 800 Series

Nemesis 800シリーズは、高可用性と稼働時間の最大化を実現する完全なクラスタ化ソリューションです。 プロ仕様のAVシステム向けに、統合プログラミング環境の提供および、多様なシステム向けにフロントエンドクライアントインターフェースを提供します。 高性能クラスタ上で、仮想化テクノロジーを活用した最大12台の仮想マシーンによるAV機器制御環境、またはその他のソリューション向けの制御環境をホスティングすることで、映像やオーディオ、ショー制御システムに加えビルディングマネージメントのシステムをも、統合することが可能です。

Nemesis 820は最大6台、822は8台の仮想マシンを実行でき、メディア専用ストレージプールも提供します。博物館、ファミリーエンターテイメントセンター、企業施設、大規模なメディア設備など、施設全体のシステムをサポートするのに十分な性能を備えています。 さらに強力なハイエンド製品、Nemesis 825は最大12台の仮想マシンを実行し、100TBという驚異的なメディアストレージ容量と2倍のSSD容量を備え、Nemesis 825は、最も要求の厳しいプロジェクトに対応します。

概要

• ハードウェアの完全クラスター化によるダウンタイムゼロの実現
• 最大12のバーチャルマシーンの同時稼働
• 大容量のストレージによるメディアコンテンツ管理
• 大規模なマルチユーザーアクセスの許容

ISAACソフトウェアは、映像、オーディオ、照明、制御システム（自動制御等)、Webベースのキオスクスタンドとのコミュニケーションなど、さまざまな要素が連携する複雑なシステムの統合管理ソリューションを提供します。そして、そのスケールが大規模になると、同時に稼働する仮想マシーンの数も増え、提供するサービスも大量になるとともに、同時にアクセスするユーザー数も、大規模にならざるを得ません。このようなスケールでのISAAC運用において、それを動作させるハードウェアには高い可用性が求められ、各種サービス停止リスクを最小限にする必要からNemesisのようなクラスターシシステムへと行き着きます。

Nemesis800シリーズの特徴は、もはやAVシステムだけにとどまらない大規模且つ、ハイレベルな可用性が要求される設備に必要となるプラットホームです。空港や大規模商業移設、巨大なオフィスビルなど、AV機器だけにとどまらない巨大なシステムインテグレーションの現場において、Nemesis800は十分に検討に値するスペックをもちます。

ハードウェアコンソリデーション

システムにつながり稼働するPC、ワークステーションの数を減らし、単一のマシーンに統合

拡張性

スタンドアローンの博物館から、大規模なテーマパーク全体の管理まで柔軟に対応

エンタープライズグレード

多様なワークロードのためのハイエンドなパフォーマンスを提供するプラットホーム

高可用性

ハードウェアの故障からの最短時間での回復、ダウンタイムを限りなくゼロにする仕様



スナップショット

仮想マシーンの状態を保存し、管理することが可能、また必要な際はロールバックすることも

ITフレンドリー

ISAACプラットホームの基盤テクノロジーはIT産業のスタンダードとなる技術を活用しています。これらはIT部門の人にとって、馴染みの技術であり、各種のシステムとの統合は容易となります

プラットホーム管理

すべての仮想マシーン、ホスト、およびサービスのパフォーマンスをトラッキングして記録

ワールドワイド保証

Nemesisのハードウェアは世界的なITメーカーによるOEMに基づいています。専用の保証延長サービスなどにより、安心を提供します

リモート管理

ハードウェアの電源が落ちていても、リモートで制御することが可能です

ハードウェアスペック