RIO-G4(リモートゲートウェイ4ポート)はコストパフォーマンスの高い簡単にDMX出力を拡張するイーサネットとDMXのゲートウェイ製品です。一般にDMXノードと呼ばれるカテゴリーの製品で、デザイナーソフトウェアv2.13以降で利用が可能です。
RIO-G4は設定が容易なネットワークノードで、Pharosデザイナーシリーズのすべてのコントローラーにネイティブ対応します。イーサネット経由で受信するeDMXをDMXに変換し、DMXの物理ポートを4本、コントローラーに提供することが可能です。
アイソレーション
RIO-G4は4つのDMX512ポートを提供します。それぞれのポートは独立してガルバニックアイソレーションされており、2kvまでの耐性をもちます。制御回路全体と個々のポートはグラウンドループなどによる対地電圧上昇や、電気ラインの障害から保護されています。
プロテクション
RIO G4の個々のポートはセルフヒーリングが装備されており、間違った設定や電源サージ、電源の短絡、誘導電圧などから機器を保護します。電源サージなどが発生した場合、RIO G4によって他のコンポーネントへの流入を防ぎ、、障害が回復すると自動的に修復してDMX出力を回復します。
インテグレーション
Pharosテクノロジーをベースに開発されたRIO-G4はデザイナーソフトウェアを含むデザイナーシリーズのコントローラーとネイティブに接続されます。プロジェクトへの接続は、RIO-G4がデザイナーコントローラーと同じネットワーク上にあることを確認するだけです。デザイナーはRIO-G4を検出し、最小限の作業でネットワークベースの照明制御ソリューションを提供します。
拡張性
複数のリモートデバイスは同じネットワークに接続されることで簡単に統合され理想的な照明システムを構築します。システムにおけるRIOデバイスの数はコントローラーのタイプによって異なり、1つでも複数でもデザイナーソフトウェアを使い、簡単にプログラムすることができます。
Power -Over -Ethernet
RIO-G4はPoEデバイスとしてイーサネットスイッチから一本のケーブルで通信と電源を受け取ることができ、コントローラーと同じネットワークに接続することで、離れた位置からでもシステムに簡単に統合することができます
RDM対応
RIO-G4は、Designer LPC シリーズの コントローラに接続すると、RDMプロトコル (ANSI E1.20) をサポートします。DMX512 出力に接続された照明器具は、イーサネット ネットワークを介してそれぞれに割り当てられたコントローラと通信できるようになります。
SDI
RIO G4 のアクセサリ- (SDI対応製品:未発表)は、アドレス指定可能な LED テープなどの製品を制御するためのシリアル データ プロトコル出力をサポートします。SDI は同期 (SPI) と非同期の両方のシリアル通信をサポートし、1ユニットあたり最大 3 つのユニバース (1536 チャネル) をパッチ可能です