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次世代CRMX製品の新機能

2022年9月より日本でのディストリビューションを予定しているLumenRadio社の3製品、Stardust、Aurola, Lunaは、これまでのCRMXトランスミッションプロトコルとは異なる新しいプロトコルであるCRMX2を使用します。このプロトコルにより、送信機のスターダストは、8ユニバースをワイヤレスで伝送することが可能です。

さらに、スターダストに実装されるFleet Alliance機能により、複数のスターダストの同時使用が可能となり、DMXのマルチユニバースをワイヤレスで安全且つ安定して伝送することを現実に実現します。ここではこうした新しいCRMX製品の新機能についてご紹介いたします。

 

8ユニバースの伝送  CRMX2

Stardustで利用可能な新しい伝送プロトコル「CRMX2」は、無線リンクごとに2つのユニバースの伝送を可能にします。 これはスターダストで8つのユニバーストランスミッションを使用するために必要な仕様です。 プロトコルとユニバースは、リンク中に受信機によって自動的に選択されます。受信機となるAurora, Lunaは、このCRMX2プロトコルをサポートします。

オーロラ、ルナ以外の無線モジュールについては、ファームウェアのアップデートにより、CRMX2プロトコルを受信できるようになります。

アップデート可能なモジュール

製品名 SKU
TimoTwo FX 800-8107
TiMo FX / RX 800-8106 / 800-8105
CRMXchip / RDMchip 800-7001 / 800- 7011

 

W-solution製品との互換性

次世代製品となるAurora, Lunaの2製品に加え、Timo, TimoTwoなどの製品はファームウェアをアップデートすることで、CRMX2プロトコルに加え、ワイヤレスソリューション社のG3/G4プロトコルをもサポートします。これにより、現在W-DMX製品を持つユーザーにとっても、2つのブランドの製品を組み合わせて利用することが可能となります。

これはリンク中に受信するモジュールによって自動的に選択されます。 TimoTwo FXは、CRMX Toolboxアプリから設定することでW-DMX G3/G4Sを送信も可能となります

ユニバースネームの設定

各CRMXユニバースにはユーザー自身で設定可能な名前が付けられ、使用されているユニバースを簡単に識別できるようになります。 

Linking Key

リンクキーは、LumenRadioの次世代送信機に設定できるユーザー指定の8桁のコードです。 ユーザーは、受信装置に同じコードを指定して、従来のリンク手順を実行することなく、トランスミッタに直接リンクできます。

これにより、送信機で従来のリンク操作をしなくても、デバイスの交換やリンクが簡単になります。 この機能を備えた次世代の送信機の場合、ユーザーはリンクキーを使用して送信機のクローンを作成し、再リンクせずに装置の交換が可能です。 もちろん従来のリンク手順は引き続き利用可能であり、このリンクキーの使用はユーザーの判断で選択できます。

旧製品との互換性 クラシックモード

次世代製品は、全てCRMX2という新しいトランスミッションプロトコルをサポートし、同時にW-DMXのG3及びG4へも対応しますが、旧製品となるCRMX Nova FX/RXまたはOutdoorFX/RX等の製品は、アーキテクチャーが旧式なためファームウェアでの更新対応が不可能です。

ファームウェアの更新により新製品との互換性が可能となる製品は下記のモジュールを搭載した製品になります。

TimoTwo FX

Timo FX/RX

CRMX chip / RDM chip

国内で流通しているCRMX NovaFX/RX及びOutdoor FX/RXの製品はファームウェアの更新ができないため、旧製品との接続のために、クラシックモードが用意されます。スターダスト、オーロラ、ルナの3製品と旧製品を組み合わせてご利用になる場合は、新製品の通信モードをクラシックモードに設定することが可能です。しかし、この場合、スターダストは8ユニバースの送信機ではなく4ユニバースの送信機になります。

 

マルチユニバースをワイヤレスで安全に伝送する時代

DMXのように大量且つ更新の早いデータをワイヤレスで遅延なく安全に送ることは、これまで非常に難しい課題でした。しかしCRMX技術はこれまで1ユニバースの伝送に限られていましたが、こうした課題を克服し、2.4GHzという狭い帯域で、他の電波との共存を実現し、300mの距離に遅延なく安定してDMXデータを伝送する製品を提供し、実績を重ねることで、その安定性を証明してきましたが、2022年ここに技術革新とも呼べる新しいジェネレーションの製品が登場しました。

スターダストを使い、1台で8ユニバースのDMXを伝送できるだけでなく、複数のスターダストを同時に使用しても、使用する周波数帯域の管理などを行うことなく、自動的に共存を実現し、8ユニバースを超えて16,24とマルチユニバースのDMXをワイヤレスで伝送することが現実になります。このことは、これまでDMXの大量伝送に光ファイバーやメタルケーブルが必須と考えていた世界に大きな変革の波を引き起こすでしょう。