Galileo MaxはDMXのマルチユニバース送信が可能なDINレール設置型の設備向けワイヤレスDMX送信機です。DMXの入力にはイーサネット接続を使用し、ArtnetやsACNプロトコルを用いてDMXデータを入力します。フロントパネルにある液晶画面と操作ボタンを使用し、本体の設定が可能なほか、Webポータルを内蔵し、ブラウザー経由で装置のリモートモニタリング、設定が可能です。
専用のケーブルを用いて、最大3台までのガリレオTXを接続することができ、送信ユニバース数を追加することが可能です。CRMX2プロトコルを使用することで、GalileoMAXと3台のGalileoTXを組み合わせて最大8ユニバースのDMXデータを送信することが可能になります。
- CRMX2プロトコルのサポートは2024年度中に対応予定
マルチユニバース送信
CRMX2プロトコルを利用することで、本体だけで2ユニバースの伝送が可能なほか、3台のGalileoTXを専用ケーブルでつなぎ、最大8ユニバースの伝送を可能とします。
リモートモニタリング
IP接続により本体のアドレスをブラウザーに入力するとWEBポータル画面を表示させることができます。CRMXの電波と他の電波との干渉状況の可視化、本体の設定など、ブラウザー経由で簡単に行うことが可能、このWEB画面は本体に内蔵された5GHzのWIFI経由でも表示が可能です。
柔軟な設置方法 DINレール設置
設備施工の際に制御盤等に省スペースで組み込むことができるほか、Galileo Outdoor Kitのケースに収めて、屋外に直接設置が可能です。
フロントパネルからの簡単設定
本体のフロント面には液晶画面とナビゲートボタンがあり、PCやタブレットなどを用意しなくても、本体だけで設定が可能です。
スペックデータ
- 電源: 12~24v DC +/- 10%
- 最大消費電力: 8.5w
- プロトコル: イーサネット経由のArtnet or sACN RDM
- RFプロトコル: CRMX, CRMX2, W-DMX G3 & G4s
- Ethernet : 10/100Mbps RJ45コネクター
- PoE対応 IEEE 802.3af
- USB: ソフトウェアアップデートで使用
- 動作環境温度: -20℃〜+55℃
- 周波数レンジ: 2402ー2480MHz