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Modulo Player

常設設備とライブ現場の映像再生

Modulo Player は、これまでに存在したMedia Serverの中でも驚異的にシンプルな操作性と多機能な能力を共存させた特徴をもちます。

無料のコントロールソフトを別のラップトップにインストールし、ネットワーク接続で本体につなげることで、本体に一切触れることなく、すべての設定、プログラムなどをリモートソフトで完結することが可能です。このことは、結果的に、映像再生のハードウェアとプログラム環境を分離することになり、映像プレイバック時の安定動作が約束されます。

シンプルに映像コンテンツを再生するためのデバイスとして、Modulo Playerはキュースタックスタイルの再生方法をとり、キューのジャンプ、タイムコードからのトリガー、キュー実行と同時にイベントタスクの実行など、イベント現場に必要な柔軟性を提供しながらも、自動制御機能など設備施工の分野においても理想的な映像再生デバイスの機能を備えます。

 

Modulo Piは自社でコンピューターのパーツを選定し、組み立てを行っています。Modulo Piのソフトウェアはこれらハードウェアに最適化されており、これによりMoludoPlayerはソフトウェアとハードウェアの両面から長期運用の安定性を担保しています。

Modulo Piでは、ソフトウェアの安定動作のためには、ソフトウェア開発者がハードウェアも設計すべきであると考えており、自社のソフトウェアに適応するPCパーツを選定、組み立てとチューニングまで一貫して行っています。そのためModuloPi製品はソフトウェア単体での提供ではなく、専用ハードウェアにプリインストールされて提供されます。

生コンテンツの汎用

写真イメージから映像まで、4Kコンテンツの再生など、変則的なレゾリューションにも対応可能、また映像コーデックは、Windowsベースのサーバーとしては珍しく、Prores422にも対応しています。こうした汎用コーデックをそのまま取り込むことで、コンテンツ制作の現場からくるデータを特別な変換等なしで使用することが可能です。

日々進化し続ける映像現場の需要に対応し、最新のソフトウェアv6においては、再生負荷が軽いとされるNotchLCコーデックやHAPコーデックにも対応、その他GoPro Cineformなど多様な選択肢を用意しています。(Prores422 /H.264/Hap他)

さらに非圧縮対応専用のシリーズ、ウルトラにおいては、TGA/DPXフォーマットを採用、高次元の映像再生の要求にも応えます。

多彩なオプションカード類

ライブビデオキャプチャー

外部のカメラやPC画面をModuloPlayerに取り込む場合、DELTA CASTの各種キャプチャーカードが利用できます。(ライブキャプチャーが可能な機種はプロ及びウルトラシリーズのみ)

コンピューター用ライブキャプチャーカードとして高い評価を持つDeltaCastのカードを利用し、独自のドライバーを開発し、ModuloPlayerに埋め込むことで、驚異的に低遅延、高画質な映像をModuloPlayer上で取り扱うことができます。

 

4つのグレードから選択できます

 

Modulo Playerはコストや現場のアプリケーションに合わせて、4つのグレードから選ぶことができ、これにより非常にコスト効率のよい製品になっています。

すべてのモデルに共通するショー制御機能(外部機器制御など)やユーザーインターフェース作成機能により、どのモデルを選択しても、運用の容易性や制御システムのコアとして利用することができ、安価な製品でもModuloPlayerが持つ多様な外部機器制御機能と運用性能を提供することができます。

Standard

Standard:対費用効果に優れたGPUを搭載

 

スタンダードシリーズは主に設備施工向けにデザインされた製品であり、ライブビデオキャプチャーカードの搭載はできません。またケースの選択は写真のスタンダードシャーシのみの選択になります。

 

OS : Windows 11 CBB x64
RAM: 2 x 8GB DDR4
ストレージ: 1 x SSD 250GB OS / DATA SSD PCIE NVMe 500GB
Processor: Intel® Core™ 7
LAN: 1 x RJ45 1000Mbps
Audio: 8 channels (mini jack 3.5mm asymmetrical)
USB: 2 x USB 3.1 (Gen 2) + 2 x USB 2.0
Graphics Card: AMD Radeon Pro

Pro

パワフルメディアサーバー(ハイパフォーマンスモデル)

Modulo Player Proは、ライブイベントからハイエンドな映像演出の設備施工まで、高いパフォーマンスを要求される現場に選択可能な製品です。スタンダードとの違いはマザーボードやCPU、ストレージなどすべてのパーツのスペックが高い要求に応えるために、よりハイエンドなもので構成されており、特に6出力モデルから著しくハードウェアのスペックが高くなります。

このシリーズでは4Kマルチ出力を許容しており、GPUは6出力モデルから大型のGPUになります。と同時にマルチ4K出力モデルからストレージがレイドカードに搭載された4TB NVMeディスクとなり、HAPコーデック、Proress コーデック、NotchLC など容量の大きなコンテンツ再生を想定しています。

 

OS: Windows 11 CBB x64
RAM: From 64GB ~ 128GB
Storage: 1 x SSD 250GB OS / DATA: モデルによって異なります
Processor: AMD EPYC™
LAN: 2 x RJ45 10ギガ
Audio: USB接続の製品 を 別途追加 or PCIE pro sound card

(スタンダードシャーシの場合はオーディオ出力がありませんUSBインターフェースが別途必要)

USB: 2 x USB 3.2 Gen 1 + 1 x USB 3.2 Gen 2 (C)
GPU: AMD Radeon Pro

ハードウェアスペック

モデル 出力数 ストレージ 特徴
Nano-1 1 Output ( 2560×1600 ) 100GB +400GB SSD mini PCにドングルを接続した小型サイネージ向けモデル
Modulo Player Standard 設備施工向け コストパフォーマンスの高い製品です。ビデオキャプチャーカードは搭載できません
MP-STD-1 1 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB +500GB SSD
MP-STD-2 2 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB +500GB SSD
MP-STD-3 3 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB +500GB SSD
MP-STD-4 4 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB +500GB SSD 4出力又は4Kの1出力が可能
Modulo Player Pro  キャプチャーカードが搭載可能なプロ用のモデルです。レンタル現場向けのラグダイズドシャーシ又は設備向けのスタンダードシャーシが選択できます
MP-Pro-1 1 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB + Fast NVMe PCIE2TB
MP-Pro-2 2 Output ( 2560 x 1600 ) 250GB + Fast NVMe PCIE2TB
MP-Pro-4 4 Output ( 2560 x 1600 ) or 1 Output 4K 250GB + Fast NVMe PCIE2TB 必要に応じて、4出力又は、4Kの1出力を利用できます。
MP-Pro-6 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 1 Output 4K 250GB + Fast NVMe PCIE2TB 必要に応じて、6出力又は、4Kの1出力を利用できます。
MP-Pro-2x4k 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 2 Output 4K 250GB + Fast NVMe PCIE4TB マルチ4K出力可能モデル、ストレージが強化されます。
MP-Pro-3x4k 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 3 Output 4K 250GB + Fast NVMe PCIE4TB
MP-Pro-4x4k 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 4 Output 4K 250GB + Fast NVMe PCIE4TB
Modulo Player Ultra  非圧縮コンテンツ対応モデル
MP-UX-1 1 Output ( 2560 x 1600 )
MP-UX-2 2 Output ( 2560 x 1600 )
MP-UX-4 4 Output ( 2560 x 1600 ) or 1 Output 4K
MP-UX-2 x4k 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 2 Output 4K
MP-UX-3 x4K 6 Output ( 2560 x 1600 ) or 3 Output 4K