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SDI

 

SDI(シリアルデータインターフェース)はデザイナーシリーズのEDN またはRIO-G4のDMXポートに接続することで、DMXプロトコルをSPIプロトコルに変換するアクセサリー製品です。制御用のICが埋め込まれたテープライトなどの制御に利用します。デザイナー2ソフトウェアからRIO-G4またはEDNを追加し、SDIモードに設定すると、1ユニバースのパッチ画面のチャンネル数は1536chに拡張されます。EDNまたはRIO-G4に接続されたSDIはデザイナーから自動で認識され、特別な設定不要で同期、非同期のSPIプロトコルを出力します。

 

デザイナーソフトウェアにおいてEDN または RIO-G4をセットアップし、EDNを追加することでパッチ欄にはSDI用のパッチ画面が表示され、最大1536ch分をパッチ可能となります。デザイナー上ではDMXの照明器具と同じ要領で器具を制御し、実際の出力はSPIプロトコルで制御することになります。

サポートSPI プロトコル

APA102

APA104

LPD6803

MBI6023

SK6812

SK9822

UCS1903

UCS2903

UCS2904

WS2801

WS2811

WS2812

WS2813

SDIでサポートするプロトコルは上記のプロトコルのみとなり、上記プロトコルをサポートしたテープライトをご利用ください。

SDI は Designer EDN やRIO G4 のリモート デバイスを介して Pharos Designer コントローラと統合され、SPI 対応の器具や、アドレッサブル LED テープで一般的に使用されるさまざまなプロトコルで、LED ドライバ IC (集積回路) に接続して制御します。SDI は、Designer 2 ソフトウェアから直接構成される多数の同期および非同期プロトコル ( SDI ごとに 1 つのプロトコル) をサポートします。

SDI はコンパクトに設計されており、さまざまな取り付けオプションがあります。電源とデータのステータス インジケーターはデフォルトでオフになっていますが、プッシュ ボタンを押すと、現在のステータスが表示されます

非同期モード (データ信号のみ) では、各 SDI デバイスはツイストペア ケーブルを介して EDN / RIO G4 から最大 200 m 離れた場所に接続できます。同期モード (データとクロック信号) では、この範囲は 40 m になります。SDI は理想的には器具から 1 m 以内に配置し、5 ~ 28 V DC 入力範囲で、LED ドライバーと同じ電源から SDI に電力を供給できます。

左の図は、LEDの電源とSDI本体電源を1つの電源で共有する際の接続図です。LED電源とSDIの電源を別にする場合もグラウンドは共通にします。シグナル用の接続には3つの端子があり、AD(asyncronous)が通常の同期なしシグナルの+になります。SC/SD(SynchronousClock & Synchronous Data) は同期信号を伴う場合に使用する接続になります。