- eDMX1ユニバースの出力
- タッチパネルインターフェース
- イーサネット接続によるプロジェクトへの追加(PoE)
Pharos TPC(タッチパネルコントローラー)は、LPCのタッチパネル搭載バージョンです。
カスタマイズ可能な4.3インチの静電容量式タッチパネル、512チャネルのeDMX出力が可能なウォールマウントタイプのハードウェアで、LPCのようなアナログ入出力ポートやDMXのローカルポートがなく、入出力はイーサネットポートのみの製品です。
タッチパネルに配置されたボタンやフェーダーを操作することで、シーン、タイムライン、エフェクトを自在にコントロールできます。
スクリーン内のデザインは、カスタマイズ可能で、背景画像やボタンの画像などをJPEGファイルなどで作成することで、オリジナルデザインの画面を作ることができます。
画面のデザインはプログラムソフトウェアのデザイナー2を介して行うことができ、必要であれば複数のページを作成して、さまざまなコントロールアイテムを画面内に多数配置して、ページを切り替えて利用することができます。
カスタマイズインターフェース
タッチスクリーン ユーザー インターフェイスは、Pharos Designer 2 ソフトウェアを使い、完全にカスタマイズできます。 ボタン、スライダー、キーパッド、カラーピッカーなどの照明コントロールのページを複数、作成し、その外観と視覚的なフィードバックを構成します。 独自のグラフィックをインポートするか、魅力的なテーマの 1 つを選択して、自由にパネルをデザインしてください
デザイナーエンジン
個別に制御可能で独立して実行されるタイムラインと個別シーンに基づいて、インテリジェントなデザイナー エンジンは、それら照明シーンの完全な制御を提供し、動的で正確なカスタマイズ可能な事前プログラムされた照明シーンを構築できると同時に、リアルタイムの手動オーバーライド、柔軟なマルチ- ゾーン制御、優先順位付けなど自動制御とタッチパネルからのマニュアル制御の自在な組み合わせをプログラムできます。
柔軟性のある制御ソリューション
Pharosコントローラーを完全な自動制御モードで、時間やセンサーによるトリガーで制御しつつ、人の手による割り込み制御もTPSを使うことで簡単に構築可能です。Pharosシステムでは、1つのプロジェクトにコントローラー、タッチパネルなど合わせて最大40台を接続することができ、1つのシステムで同時に40台のデバイスを連携させて機能させることが可能です。このスケーラビリティーもPharosシステムの大きな特徴になります。
エクステンション
物理ポートが必要ですか?
TPCはDMXの出力、デザイナーソフトウェアとのコミュニケーションのすべてがイーサネットを介した通信で行います。そのため物理ポートが必要なケースにおいては、EXTを利用することでTPCに物理接続の機能を提供することができます。
EXTは1台のTPCとのセットで利用するTPCの拡張ユニットです。電源はユーロブロックで接続するAC電源100v~240v、TPCに対して1つのDALI出力(64ch)と1つのDMX512出力を提供します。
EXTはDINレール設置型の小型モジュールで、TPCとの接続には専用のPoE出力ポートを利用します。TPCへの電源供給とイーサネットの通信を提供します。DALI出力とDMX出力のほか、コンタクトクロージャーの8入力が利用できます。