VLCプラスは映像を用いて照明機器をドライブするピクセルマップに特化したビデオライティングコントローラーです。
VLCよりも大型筐体(2U) となるVLCプラスの場合、2つのキャンバス(映像)を同時にドライブする能力をもち、個々のキャンバスに対してマスクレイヤー効果やRGBそれぞれのチャンネルの調整が可能なアジャストメントレイヤーの作成、コンテンツターゲットのアニメーション効果などが可能で、最大DMX出力は3000ユニバースになるため、よりパワフルなCPU、512GBのストレージなどを備えます。
コンポジションエンジン
VLCとの決定的な違いとなる映像のコンポジション機能は、Designer 2 ソフトウェアを使用してビデオ コンテンツレイヤーをリアルタイムでX,Y方向に移動および回転させることができ、コンテンツレイヤーの上にカスタムマスク(外部からイメージ読み込み又は円形、矩形のシェイプ作成)を作成してビルディングファサードの不要な箇所に映像を出力しないマスク効果を与えることが可能、また調整レイヤーを使用して、指定した領域のRGBそれぞれのゲインを調整することができます。
HDビデオ2ソース再生
VLCとの大きな違いとなる特徴、2キャンバスの同時利用の機能をもちます。コンテンツレイヤーとして、プライマリーとセカンダリーの2つのキャンバスが作成でき、同時に2つのコンテンツをそれぞれ別々に再生することが可能。デュアル 1080p30 のコンテンツを内部で再生し、それぞれが次のビデオにシームレスにクロスフェードできます。これはつまり4つのストリームを再生できることを意味します。ビデオコンテンツは、H.264/MPEG-4 AVC、MJPEG、QuickTime などのすべての主要フォーマットのサポートし、外部ビデオソースも1080P/60のライブビデオをDVI-D入力からインプットが可能です。
大容量の出力
巨大なスクリーン、DMXチャンネルの大出力(最大3000ユニバース)が可能です。VLC+ は、一般的に使用されるeDMX プロトコル (sACN、Art-Net、KiNET、および EDN) をギガビット イーサネット経由で出力でき、これらのプロトコルの同時使用に制限はありません。 VLC+ は、内部ストレージまたはライブ入力からのエフェクトとビデオを幅または高さ最大 16,000 ピクセルのキャンバスにレンダリングし、一台のユニットで 50 ~ 3,000 の eDMX ユニバースを出力することができます。
VLC+シリーズ バリエーション
VLC+ 1000 |
Video Lighting Controller 1000 (512,000 channels eDMX) |
VLC+ 1500 |
Video Lighting Controller 1500 (768,000 channels eDMX) |
VLC+ 3000 |
Video Lighting Controller 3000 (1,536,000 channels eDMX) |