概要
GalileoTX は1ユニバースのDMX512送信専用装置です。 DINレール設置型の非常に小型デザインのため、これまでの製品と比較して、施行方法に高い柔軟性を提供します。 LumenRadio の信頼性の高い CRMXワイヤレスDMX技術により、照明制御システムの創造性を高め、すべての恒久的な設備プロジェクトで設置コストを削減することに貢献します。
この製品の設置方法には、汎用の防雨エンクロージャを使用する方法や、専用のアウトドアインストールキットを利用することで、装置単体を任意の場所に施工することも可能です。Galileo は信頼性が要求されるすべての屋内および屋外の設備施工プロジェクトに利用可能です。
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ガリレオTXの機能について
ガリレオは、ワイヤレスによるDMXデータ伝送において、非常に高い信頼性をもつ CRMX テクノロジに基づいており、コグニティブ 共存機能、5 ms の固定遅延、128 ビットの暗号化、エラー修正など、これまで通りの高度なワイヤレス通信機能を提供します。
複数の Galileo ユニットを組み合わせて複数の DMX ユニバースを送信できるため、システムの拡張が容易になります。 また、市場で入手可能な他のすべての CRMX および W-DMX 製品と互換性があります。
RDM はすべての Galileo デバイスでサポートされており、設定用にBluetooth 接続もサポートされているため、監視と設定を簡単に行うことができます。
リンキングキー
ユーザー定義のセキュリティ キーを使用すると、送信機のクローンを簡単に作成できます。 この機能により、冗長性が向上し、トラブルシューティングや修理にかかる時間が短縮されます。
RDM
Galileo で利用可能な RDM (リモート デバイス管理) を使用すると、任意の RDM コントローラーを使用して、有線と無線の両方で器具と受信デバイスを設定および監視ができます。
特徴
- シングルユニバース送信機
- CRMX ClassicまたはW-DMX G3 / G4Sを送信
- DMX512-A および RDM サポート
- Bluetooth アプリからの設定
- RDM プロキシ
- DINレールフォームファクター
スペックデータ
対応プロトコル（送信）
- DMX / RDM
- CRMX クラシック
- W-DMX G3 / G4S
- ブルートゥース5.0
RF特性
- 2402 ～ 2480 MHz の周波数
- 7 ～ 280 mW の出力
- 5 msの遅延
- 128 ビット暗号化
物理的特徴
- DINレール2モジュール幅
- RP-SMA アンテナ コネクタ
- 12 ～ 24 VDC/VAC
- 動作環境温度：-30℃ ~ +55℃
- 動作環境湿度：0 ~ 90％
- ケーブル：0.2 ~ 1.5㎟
- 消費電力：2.5w
設置施工の注意事項
ガリレオは、ラックケース内に施工することを想定した製品であり、直接、屋外に設置することはできません。ラック内に設置する場合、アンテナは外部へ延長ケーブルを用いて屋外用のアンテナを接続する必要があります。屋外用のアンテナはLumenRadio社が販売する2dBiの屋外用アンテナが利用できます。
どのような設置を行う場合も、屋外でワイヤレス製品を利用する場合は、予想できない数多くの2.4GHzの他の通信装置からの影響が発生します。事前にガリレオを使用して通信が可能かどうか？を確認し、もし通信が困難な場合は、受信機のアンテナを指向性アンテナに変更するなど、適切な設計を行い、施工してください。
Galileo MAXとの接続
GalileoTXはGalileoMAXの追加送信モジュールとして利用が可能です。GalileoMAXはイーサネットベースのプロトコルArtnetやsACNによる入力が可能な製品です。このGalileoMAXに専用のケーブルを用いて接続することで、GalileoTXは送信リンクをGalileoMAXに提供することができ、GalileoMAXのシステムに組み込まGalileoMAXは最大3台のGalileoTXを組み込むことが可能です。