スターダストはエンターテイメント産業でワイヤレスDMX技術をリードするCRMXテクノロジーを次のレベルに引き上げ、最も高い要求が求められる状況において、かつてないワイヤレスDMX制御能力と柔軟性によりDMXワイヤレスの常識を刷新します。
入力は1Gbのイーサネットポートから、イーサネットプロトコルにより、sACN, Artnetを受信し、任意のユニバースをワイヤレスで伝送できます。装置の設定手段については、webブラウザーを使い、Webポータルから設定できるほか、フロントパネルにある液晶ディスプレイとジョグダイヤルを用いて簡単に行うことができます。
8ユニバース
これまでマルチユニバースを本当に安心してワイヤレスで送信する手段がありませんでした。WiFiやそのほかBluetoothなどの異なる仕組みでは、1秒回に30〜40回のリフレッシュレートをもつリアルタイム変化と受信機で完全な同期が求められるとともに、長距離へのワイヤレス伝送は困難であり、またマルチユニバースをワイヤレスで伝送するというのは、非常に不安要素がありました。
スターダストの登場は、こうしたこれまでの常識を覆し、たとえマルチユニバースの伝送においても、CRMX技術をバックボーンにもつスターダストにより、安心安全にマルチユニバースをワイヤレスで伝送することが可能となり、真の意味で煩雑なケーブル接続から解放されます。
- 8ユニバースDMXの送信機
- DMX/RDM, sACN 及びArt-Net 1-4対応(1Gb/s イーサネット)
- Web portal, App またはフロントパネルからのコンフィグレーション
- 旧CRMX 製品及び W-DMX G3/G4sとの互換性
Linking Key
これまでCRMXボックスのリンク接続には、送信機からLinkボタンを押すなどのリンクを行う手順が必要でした。LinkingKeyはユーザーが定義する8桁のキーコードを設定することで、これを使い受信機を任意の送信機との接続に加えることができます。
これはクローン送信機が容易に作成可能なことを意味し、これまでなら、送信機を交換する必要が出た場合、一度すべての受信機のリンクを切り、再度送信機から受信機のリンク送信を行う必要があったものが、同じLinkingKeyを設定した送信機に対して受信機は自動的に接続が可能となります。
スペック
互換性
スターダストはまったく新しいCRMX技術に基づいており(CRMX2)、旧製品との接続にはクラシックモードを用います。スターダストと同じジェネレーションとなるAurora,Lunaはスターダストの電波をネイティブに受信しますが、 TimoTwoモジュールを搭載した製品、例えばMoonLiteなどは最新のファームウェアへの更新が必要となります。
* CRMX-NovaFX またはRXは新しいシステムでの接続が不可能なため、スターダストをクラシックモードにして接続
スターダストの登場は、これまでCRMXと双璧をなすワイヤレス製品、W-DMXとの融合を実現します。スターダストは、W-DMXのG3とG4のプロトコルを送信可能で、これによりW-DMX製品をもつユーザーも、このスターダストを組み合わせて使用することを可能とします。
1. CRMX2 – 8 ユニバースの送信可能
2. CRMX Classic – 旧製品 CRMXとの互換モード 4ユニバース
3. W-DMX G3 – transmit 4 universes of W-DMX G3 protocol.
4. W-DMX G4S – transmit 4 universes of W-DMX G4S protocol.
サポートプロトコル
- DMX / RDM
- sACN / Art-Net 1-4
- CRMX・CRMX2
- W-DMX G3 / G4s
- Ethernet
- WiFi 802.11b/g/n/ac
RF特性
- 周波数レンジ: 2402-2480 MHz
- 無線モジュール: 4 x TimoTwo
- 5ms レイテンシー
- 128-bit encryption
- Forward Error Correction
電源
- PoE
- DC 10-20 V
- バックアップバッテリー内蔵(15 min. runtime)
- AC 100-240 VAC(パワーコン)
ハードウェア
- IP20 Aluminium enclosure
- フロントカラースクリーンとダイアル
- M10 ネジ穴(吊り金具用)
- イーサコンポート
- 4本のRP-TNCアンテナ
- 22 x 20 x 4.4 cm